カツオとマグロは、どちらも日本人に欠かせない食材として古くから親しまれてきました。
近年では、そのヘルシーな側面から世界中で注目を集めています。
なんか似ている魚だけど、どっちの方が美容に良いんだろう…
私は健康や生活習慣病予防のために摂取していきたい!
いきなり結論ですが、どちらもかなり栄養豊富です!
「こっちの方が圧倒的に健康に良い!」
といった違いはないため、それぞれに含有されている栄養素も見比べ、自分の好きなお魚を食べてあげれば良いと思います!
とはいえマグロとカツオでどのような違いがあるのか知っていただくために、今回はマグロとカツオについて比較してみます!!
共通する栄養素
カツオとマグロには、以下のような栄養素が共通して含まれています。
たんぱく質 | カツオとマグロは、良質なタンパク質が豊富で、脂肪が少なく、ダイエット中の方にもおすすめの食材です。特に、カツオは脂肪含有量がマグロよりも少なく、よりヘルシーと言えます。 |
DHA・EPA | 脳や神経系の働きを改善し、血液をサラサラにする効果があります。(動脈硬化・高血圧予防) 筋肉痛の軽減・筋損傷の回復を促進( アスリートも大注目!!) |
ビタミンB群 | エネルギー代謝や疲労回復、肌荒れ予防などに効果があります。 特に、ビタミンB12は、カツオの方がマグロよりも多く含まれています。 |
鉄分 | 貧血予防に効果があります。 |
タウリン | アミノ酸の一種で、血圧を下げる効果や、コレステロール値を下げる効果があります。 |
このような様々な栄養素が含まれていながら、カツオとマグロは脂質が比較的少なくヘルシーです!!
マグロとカツオでは栄養素の含有量に違いがある!
それぞれ共通した栄養素が多いマグロとカツオですが、実は栄養素の含有量が違います。
マグロに多い栄養素
- DHA
- EPA
- タウリン
これらの栄養素は、脳機能の向上や、生活習慣病の予防に効果が期待できます。
カツオに多い栄養素
- ビタミンB12
- 葉酸
- 鉄分
- DHA・EPA
これらの栄養素は、貧血予防や美肌効果が期待できます。
DHA・EPAはオメガ3脂肪酸(必須脂肪酸)と呼ばれ、体内で生成することができないため日々の食事から摂取する必要があります!
国も推奨!|週2回以上お魚を食べる習慣を!
食事摂取基準
厚生労働省が推奨する食事摂取基準は、週2回以上、1回あたり50g以上と言われております。
50gってどれくらいなの?
一般的な厚みの刺身5切れくらいです。
野菜が顕著ですが1日の摂取目安って超えるのが大変なイメージでしたが、調べてみると意外と少ないですよね!
牛肉も豚肉もいいけど、定期的にお魚を食べる意識を!
まとめ
カツオとマグロは、良質なタンパク質、DHA・EPA、ビタミンB群、鉄分、タウリンなど、健康に欠かせない栄養素が豊富に含まれています。
どんな食品でも食べ過ぎには注意が必要ですが、食生活に取り入れることで、様々な健康効果が期待できます!!